東急リアル・エステート投資法人
執行役員
佐々木 桃子

 

 投資主の皆様におかれましては、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。
 平素より、東急リアル・エステート投資法人にご支援を賜り、厚く御礼申し上げます。
 さて、ここに本投資法人2026年7月期の決算と運用状況についてご報告いたします。
 まず、外部成長については、当期は戸越銀座ラウンドビル及び東急すすき野ビルの取得、TOKYU REIT虎ノ門ビル3期分割譲渡における3回目の譲渡を実施し、不動産等売却益2,666百万円を計上いたしました。また、決算発表と同時に、スポンサーより東急沿線所在の住宅であるスタイリオ新丸子駅前の取得を決定いたしました。今後もスポンサーパイプラインを活用し、AUM(資産運用残高)を拡大していく方針です。
 次に内部成長については、好調な賃貸マーケットを背景に、オーバーレント区画を含む多くの区画において増額改定・増額入替を実現しました。これまでの賃料収入年率3%成長の目標を引き上げ、今後は年率約3.5%以上の成長を目指します。
 財務については、急激に上昇する金利に対し、変動金利による借入金調達と一部借入金の返済を行い、借入コストの抑制に努めてまいりました。今後も金利の動向を検証し、調達先・調達手法の多様化を推進することで、財務安定性の強化を図ってまいります。
 当期の営業利益は6,007百万円(対前期比361百万円増益)、当期純利益は5,533百万円(対前期比350百万円増益)、1口当たり当期純利益は5,755円(対前期比365円増益)、となりました。1口当たり分配金は買換特例圧縮積立金の繰入及び一部取崩を行い4,020円(対前期比20円増加)といたします。
   次期以降については、2027年1月期においては、1口当たり当期純利益は3,044円(対前期比2,711円減益)、1口当たり分配金は圧縮積立金及び買換特例圧縮積立金の一部取崩を行い4,030円(対前期比10円増加)とする計画です。2027年7月期においては、1口当たり当期純利益は2,788円(対前期比256円減益)、1口当たり分配金は圧縮積立金及び買換特例圧縮積立金の一部取崩を行い4,000円(対前期比30円減少)とする計画です。
   今後も4,000円を下限とした持続的な分配金成長と、「修正EPS」(EPSから1口当たり不動産等売却益を差し引き、1口当たり買換特例圧縮積立金取崩額(建物)を加えたもの)中期目標3,500円達成に向けて、内部成長や外部成長のほか、財務・資本政策の面でも投資主価値向上に資する施策の実施を継続して進めてまいります。
   引き続きTOKYU REITは「成長力のある地域における競争力のある物件への投資」により投資主価値の最大化に努めてまいります。
   投資主の皆様におかれましては、引き続きご支援のほど、お願い申し上げます。

2026年9月